ああ(涙 さよならピンテンくん。。。
とかそういう内容なわけでもあんまりないのですが、
「Big Black TV Cat」がわざわざ「Looking For A Friend」というタイトルで再録されてるのは、なんか、そもそも巨大な黒テレビ猫はA Beatband時代の曲で、その後Moondog Jr.のアルバムで「Shall I Let This Good Man In」に…と思ってたんだけど。。
「もう少し僕に試させてくれ
そうしたらもしかして きみだって信じてくれるかもしれない
この何年ものあいだ 愚者の栄光のなかで
涙からダイアモンドを造り出そうとしながら
僕が探していたのはただ
自分の悩みをうちあけられる友達だと」
(shall i let thig good man in)。。。
「巨大黒テレビ猫」というタイトルは流石に謎過ぎて気恥ずかしかったんでしょうか(トラックリストで浮くのは確実だ)。新しく入った「僕は友達を探してるんだ」というコーラスがタイトルに。
そういう意味ではステフカミルのセンスも丸くなった。。
それでも彼のジョシーは健在。今度はJosieannaという。
フォーラムの人がステフのジョシーは「イマジナリーフレンド」、と言っていたけど、30男のイマジナリーフレンドってちょっと寒いな…と。。
ファムファタールくらいの表現でどうでしょう…違うけど…
それまで会ってきた女の子の総体を仮にジョシーと呼んでいる、だから「A Song About A Girls」になる、と。
奥さんの名前ではありません。ちなみに。。
あと「Giving Up A Hero」の新しいバージョンは素晴らしい。
「Everything Is Not The Same」も「L'opaque Paradis」も素晴らしい。
「Infinite Down」で始まるというのは辛い。これジェーン・バーキンに書いたんだって?彼女は歌わないと思うが…;
(ミオセックのコネでしょうか。)内容ステフの日記ぽいし。
ミオセックも強烈にZSを愛しているが、Arnoも凄いコメントつけてるな…(ステッカーに載ってる。。)
「もし神がロック・シンガーだったなら、その息子がステフカミル。」
ロックのジーザスです。神の息子です。いや、Arnoは自分がそうだと言うべき…。。
でも確かに最近のステフはトム・ウェイツ、ジェフ・バックリー、ディランと比較されるようなことになってきた。
最初は冗談だと思ってた(…)ら割と皆本気のようで、なんか…シンガーソングライター、だとは思っていなかったけど、そう言われるとSSWそのものですね…。
共作者(co-writerってそういう訳でいいんだっけ)だったピンテンくんがぬけてしまったのでますます…寂しいよう;;ピンテンくんはあれはあれでSSW魂の人だけど(でも人のプロデュースとかもちゃんと出来るあたり、やはりどちらかと言えば職人タイプ。プロデューサーとしてのステフの役に立たなさはBal des Boiteuxのアルバムを聞くと感じる。)
うう。素敵なアルバムに仕上がってるけど。。
L'opaque Paradisは歌詞の暗さ(暗いというか…リアリズム路線)に即したあんまり賑やかじゃないバージョン。パワフルなライブバージョンのほうが良かったという意見もあったが、ライブはあれで素晴らしいけど、これはこれでいいと思う。ステフが自分の声オーバーダブしてるので、ライブでは無理。
Everything Is Not The Sameは内容の能天気さに即したソウルフルでパワフルなバージョン。
Quand meme content(新曲)はかわいい。。
あとPeople can't stand the truthは歌詞の皮肉っぽいとこを出して来たなあと思った。
I feel alive in the cityはアップテンポ過ぎないかな。いい感じと言えばいい感じ。どちらかと言うとほのぼのした歌だと思うんだけど。