02.06.17
最近はまた家に帰らないので、更新もずいぶん滞っております。まあ…なんとなくだるい季節になって…これからずーっと下り調子なんですよ、私は。暑いのがなにより苦手。暑いと、なにもしないどころかベッドから出られない。起きあがれない。どこにも行く気にならんと、何も思い付かん。ああ気が重い。そしてこの蒸し暑さ…。ああ、国外逃亡したい。今から計画立てるか…。
本当は今月末からヨーロッパ行きたいんですけどね。ほら、もうフェスシーズンだから…。まあでも、流石に夏休みにならないと旅行は無理だな。つか今年はヨーロッパどころかどこにも行けなさそうな予感。9月入ってからどれだけ時間があると言うんだ…。とほほ。…ま、いいけど。ところで、来年の前半にまたまりちんが来日すると仮定して資金ぐりをしている私ですが、プラシーボを見にイギリスまで行けるのでしょうか。どうなんだそこんとこ…。ああっでも行きたいなあ。つか夏休みにまたIntrovenusに行きたい…(;o;)ちゃんとナースのカッコして(笑)
02.06.07
サマソニ、パフィーはさすがに驚いた。腰抜けそうだ。まあドラゴンアッシュよりはましかも。
きのう新宿で久しぶりにケラングを買ったら、リッチーが出ていた(マニックスのじゃないよ!)どうも私Filterは趣味に合わないんだよなあ。リッチーのキャラは好きだけど、センスが合わない。
で、「今週のシングルレビュー」をフィルターがやってたんだけど、"Carbon Kid"がでてきたので、ちょっと。
Alpinestars "Carbon Kid"
K
リッチ「歌詞から考えて★(K)一つ。もし歌詞が違ったら、彼はいいシンガーなのかもしれないけどさ。彼のクリエイティヴな爪先を踏み付けたいわけじゃないけど、「イメージ」というものに関して言ってることはどれも本当に酷い。最初のコーラスに入る前にスタンダードなリフを五万回頭に叩き込まれたって、べつにいいとも思わないし。屁がおかしいのと同じ理由でキャッチーではあるけどね」
ジーノ「よくないね。話の終り方が。」
"Carbon Kid"の歌詞ってブライアンが書いたのか?(笑)それが本当ならリッチーの言っていることもあながち外れてはないかも…。「パンドラ」は「ブライアン・モルコの新しい髪型をしたブタの頭のバーベキューを食べた夢を見たから寝る前にケラング読むのはやめなきゃ」って言ってるし(笑)なんかちょうツッコミたい…。いいなあ、ケラングて。
つうか昨日は本当はボウイのアルバム買いに行ったんだけどね…。試聴だけしてきてやめた(笑)様子見が必要なアルバムだった。いや…いい音だったよ。三曲くらい聞いていたんだけど、音はよかったと思う。私が聞いた曲ではスケアリー・モンスターは言われてるほど思い出さなくて、どちらかというとブラックタイ・ホワイトノイズを思い出した。いや、ほら、ボウイさんてさ…最高の曲を書けるけど最低の曲も書くんだよね(笑)まあ、今回のアルバムは最低ではないだろうけど(最低は80年代にすでにやらかしている)、なかなかちょっと聴いていいのがわかるようなものでもなかったなあ。"heathan"だしなあ…。まあ、考えてから。
02.06.06
ああっ腹立つ…!こら、おまへ、ふざけんな!シャロン!てめえ一度首吊ってこい!
はあー…。というわけで。またパレスティナが…。いや、私が腹たてることでもないんだけどさ、それでもやっぱり人間として許し難いわけよ。
私は国家というものが嫌いなんだよ。できることなら国のないところにいきたい。そういうところが地球上にあまりないから仕方ないが、日本国は大嫌いだ。もちろん他の国も嫌いだけど、アメリカとか。ただ、どこの国や民族が優れている、というのは本当に存在しないとは思う。旅行が好きなのでいろいろなところに行ったけど、旅行者の目から見て、ある程度資本主義のすすんだ国はどこも同じだった。個性はそれぞれあったけど、どこかが他より優れた国、というのは本当になかった。アメリカにはすごい好景気のときにいったが、道には相変わらずホームレスがあふれていた。WTCのツインタワーの下で、道を行く人に黙って紙コップを差し出していた。立派な格好をした人はコートのポケットから硬貨を出して紙コップに入れる。沢山の人が物乞いで生きていけるところというのは豊かなんだろうか。当時はまだクリントンが首相だったが、ブッシュになって、テロがあって、シャロンは嬉しそうに戦争を再開し、シオンの丘を爆弾まみれにした。ところでもちろん他の国も、同じように馬鹿で、酷いことをしている。日本でも、中国でも韓国でも台湾でも、ロシアでもインドでも、イギリスでもフランスでも、世界中のあらゆる国はいつもなにもいいことをしていない。国家というものは「いいこと」が出来ないんじゃないかとよく思う。国家というのは、国民の利益を守るために存在するが、民主主義では国民とは「国民の過半数」であって「みんな」じゃない。過半数のためには少数を、また自分の国民以外のものは犠牲にしてもいいことになっている。どうやらそれが合理的らしい。
私はいつか、まあ2、300年後、いわゆる「近代国家」が否定され、新しい、国家に変わるアイディアが出現するのを待っている。マルクス並みの天才が出てきてそういうものを考え付いてくれないかなと。私が自分で考え付けないのは何とも悲しいけれど、そりゃあなかなか無理というものだ。人間は、時間が経つと結構いろんなことに気付くものだと思うので、もし滅びなかったらその頃には、誰か何か見つけてくれるのではと思っている。実際そうやっていろいろ気付いて今に至るわけで。何せ、アフリカ大陸からアメリカに黒人たちを奴隷として連れてきた時、白人は黒人が人間だと気付かなかったのである。笑い事じゃないが、笑うしかない。さらに、気付いた後もそれを認めることを拒否した。今でも拒否している人もいる。ナチス独裁の時代、ドイツ人はアーリヤ人以外が人間であることを認めなかった。いまイスラエルのユダヤ人が、世界の他の民族が人間だということを認めない。日本人は、韓国や朝鮮の人が同じ人間なのに気付き始めて驚いている。言葉で並べてみると、馬鹿の集団としか言い様がない。そういう中でどの民族がどうのと言ってみても、ドングリのせいくらべというとても牧歌的で辛辣な言葉を思い出すだけだ。
ワールドカップの騒ぎで改めて吐き気を催すような感じを味わったが、ナショナリズムほど気味の悪いものもない。なんでそんなに自分の国が好きなんだ?単純に疑問だ。別に他の国を応援しろとは言わない。何で国家の代表がサッカーで勝負してるんだか飲み込めないだけだ。強い国の選手ほど、普段別の国のチームでプレイしてたりするのに、なぜか国家の代表になってやってくる。しかしたとえばロシア代表とか、あんなだだっぴろい国を代表してたり、地球上の6人に1人が中国の人なのに中国代表はそんなにいないし、ベルギーは確か東京都より人口が少ないんだが。誰か不自然だと思わんのか。国家にどれほどの意味があるんだ?理解できんよもう。
私はこの場所に生まれてこの言葉を話しているが、それについては大いに満足している。まわりの文化や風土も、まあ大体満足している。しかし近年東京都民であることについては大いに恥じている。石原慎太郎という一際背の低いドングリが、過去を振り返れば非常におなじみなボケを迷惑なまでに過剰にふりまいているからだ。私は別にああいう人間はいていいと思うんだが、そぐわないポストについているのはどうかと思う。日本国民であることにもいま同じことが言えるが、小泉純一郎も大体同じくらいの背のドングリだろう。しかし小泉に関しては政策うんぬんの前に、らいおんはーとだの感動しただのの痛い発言・宣伝が頭に入ってきてしまい、最早真面目に考えられもしない。ボケのレベルは石原より高いかも知れない。どちらにしても、尊敬だの信頼だのといった感情が到底持てない人である。しかもこの二人がまた、特別に国家が好きなのである。後ろから張り倒して精神を注入してやりたい。
しかしそういう人がリーダーになってしまうのは、結局過半数が認めてしまうからだ。本当に彼らのやってることがわかって認めてるんなら別に構わないが、そうでなく単になにも考えてないから認めてる人間には、実害を被っている者として、やっぱり後ろから張り倒すくらいしてやりたい。それで世界中のよく考えてない人間を張り倒してたらそれだけで一生終わるだろうけど。
まあ、要は、自分が本当にほしいのは何なのか考えろ、ってことだな。私も考えます。
02.06.03
あー、肩が痛い。肩こりが酷くて…肩こりなんてしたことなかったのになあ。年か?年なのかやっぱり?うーん。
近頃どうもストレスが溜まって、遊びたくてしょうがない。遊びにいきたーい。暴れたーい。ウウ。(好きでもないけど)ジョンスペとかいこーかな…。それともクラブとか…でもクラブはどうしても割高感があってなかなかなあ。だってライヴいける値段取られるし…。同じ金注ぎ込むならライヴ行くかCD買うなあ。
ストレス解消に買い物、というのも確かにあって、今日も地元の古本屋でCDを買いました。ブックオフじゃないんだけど。ブックスーパーいとう。ブックオフほど安くない(ちなみに昔ブックオフでオケコンを400円で買った。自分の中でいまでも値段と中身のアンバランスさトップ。)けど、そこはなぜか輸入版の新品安売りを一緒にしていて便利。しかしそれだけにあんまり外れた値がついてない…常識的な値段。で、きょうはザ・ザのマインドボム(?380)、ニック・ケイヴのマーダーバラッズ(?780)、あとパルプのコモン・ピープルを買った。パルプ…なぜ…いや、特になにも思う所は…。まあたまには…。つうか私はポップス好きなんだよ、たぶん。NINとかマンソンとか好きよ、とか言ってっと「ヘヴィロック」好きなんだと思われかねないが、多分ちがう…。キャッチ−なメロディと、ツヤツヤでトロトロのサウンド(どういう表現だ)と、耳障りでないヴォーカルであれば、何でも好きなんじゃないかと。すごーくどうでもいい趣味というか…。ある意味「大衆」の一部のような気がする(笑)でも割の悪いことにそのわりには好きになるものマイナーだよなあ…。何でだ。私も普通にオアシス好きになったりオフスプのファンになったりしないかなあ(夢)いや、そんなあり得ない夢みても始まらないんだけど。最近はただのひねくれ者なような気がしてきた。ありふれた趣味なのに天邪鬼つーか…。
ま、いいや。マーダーバラッズかっこいいなあ…カイリー・ミノーグが泣けるぜ(オージーってなあ!)装丁がすてきちっくだなあ。日本盤の帯に勝手に血がたれている…童話の挿し絵のような牧歌的なジャケなのに…;ところでこのアルバムってある意味「死の王」か…?よく歌詞読んでないんだけど。このごろ死の王もう一回見たくて…レンタル屋いこうかな、それとも思いきってDVD買おうかな、とか思い中。「ネクロマンティック」とセットになったBOXがあるんだよな…欲しいような、いらないよーな…。とりあえず部屋にあったらAV並みに恥ずかしい…ああ、多分買わない方がいいんだねえ。そんな気がする。「死の王」だけなら恥ずかしくないかもしれないけど。つかあれは普通にいい映画だよね結構…死体うんぬんを抜かしてもちゃんと見られる…それを言うならネクロマンティックだってストーリーは異様にしっかりあってそれがあまり安っぽくなくて、だから恥ずかしいんだけど。逃げがないしユーモアもない…。死の王とか、一歩逃げたらおしゃれ映画になりそうなものを(…あ、流石にそれは無理?)。私は本当はああいう漫画を描きたい。無理だけど。ああいう、どことなく低俗でロマンティックで悪趣味で意味不明なのが好き。
このごろ、意味不明は重要だなと思うようになった。パトリシア・ハイスミスの小説を読んでいて、いつも(ミステリやサスペンスのジャンルに入るらしいのに)オチが意味不明で(というかオチてない)、それが素晴らしいので、起承転結って下らない考えなのかなと思うようになった。伏線がはり巡らされた、よく組み上げられた物語というのは、物語としては素晴らしいのだろうけれど、現実的な感情を表わすのには向いてないのかもしれない。現実…というか日常て、概して意味不明だもんね。過去の出来事をふりかえって、筋道の通った出来事なんてないような気がする。もちろんハイスミスの作品にもストーリーはあるんだけど、流れ、という感じで、本当にオチがない。もし連続ドラマだったら、「打ち切りになりましたか?」と思うところだ。でもそれでいいと思えるので、…やっぱり力量がすごいんだろうなあ…。