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    トム・リプリー シリーズ

    • 2010.12.26 Sunday
    • 18:26
    トム・リプリーの一連の物語(「The Ripliad」と通称されてる)、映画も日本版DVDがいつのまにか出そろってたので一覧してみた。

    原作小説

    太陽がいっぱい」または「リプリー」 原題:The Talented Mr. Ripley (1955)

    贋作
    原題:Ripley Under Ground (1970)

    アメリカの友人
    原題:Ripley's Game (1974)

    リプリーをまねた少年
    原題:The Boy Who Followed Ripley (1980)

    死者と踊るリプリー
    原題:Ripley Under Water (1991)


    「贋作」「アメリカの友人」「リプリーをまねた少年」は短いスパンで続けて書かれているものの、第一作と「死者と踊るリプリー」はそれぞれ十年以上のブランクで書かれている。現実は36年経っているが、作中では20年ほどではないかと思う。「リプリーをまねた少年」にルー・リードの「トランスフォーマー」(1972)を聞いている描写が出てくる。
    第一作でトムは20代前半の若者なので、「リプリーをまねた少年」では40代だろう。

    映画化

    The Talented Mr. Ripleyから

    太陽がいっぱい
    原題:Plein Soleil, Purple Noon (1960)

    リプリー
    原題:The Talented Mr. Ripley (1999)

    Ripley Under Groundから

    リプリー 暴かれた贋作
    原題:Ripley Under Ground (2005)

    Ripley's Gameから

    アメリカの友人
    原題:Der Amerikanische Freund (1977)

    リプリーズ・ゲーム
    原題:Ripley's Game



    映画はトムのキャラクター描写がどれも驚くほどてんでばらばらで、映画と映画の間のつながりはほぼない。
    唯一、原作に忠実であることを念頭に作られたミンゲラの「リプリー」と、原作者のハイスミスが直接原作を提供したヴェンダースの「アメリカの友人」が近しい関係にあるかもしれない。

    ふりかえり2010:Sufjan Stevens - The Age of Adz

    • 2010.12.26 Sunday
    • 14:20
    これ聞くまで別にスフィアン・スティーヴンスを好きでもなかった。イリノイもミシガンも、なぜかSongs For Christmasとかも聞いていたが、好きという程ではなく、なんかまあアリだしいいけど微妙だなあ…と思っていた。
    思うに、スフィアンが何を言いたいのかよくわからなかったせいのような気がする。
    このアルバムは遥かにわかりやすい。彼が何を言おうとしているのか、自分のように注意散漫であまり真面目に音楽聞けない人間にも「届く」。
    「イリノイ」や「ミシガン」は、アメリカについて、まして合衆国各州について曖昧なコンセプトしか持ってない日本人である自分には、何…が言いたいの?という部分が多かったんだな、と今更気付いた。彼が「アメリカ人」として強烈に意識しているものが、自分にはよくわからなかったんだと。このアルバムは普遍的、内面的な内容に寄っているため、すんなり解る。


    個人的には#8「Vesuvius」が何度でも聞いてしまうキラーソング。
    Sufjan, follow the path
    It leads to an article of imminent death
    Sufjan, follow your heart
    Follow the flame&
    Or fall on the floor
    Sufjan, the panic inside
    The murdering ghost
    That you cannot ignore
    スフィアン、その道を辿れ
    差し迫った死の記事が待っている
    スフィアン、心のままに行け
    その炎を追え
    でなければ床に転がれ
    スフィアン、その衝動は
    おまえが無視する事のできない
    人々を殺していくゴースト


    文字通りのキラーソングじゃないかという話ではなくw

    曲の後半は延々と
    Vesuvius
    Fire of fire
    Follow me now
    As I favor the ghost
    を繰り返し、最後には
    Why does it have to be so hard?
    と問いかけて曲が終わる。
    ベスビオの火山
    純粋な炎
    わたしを追え
    わたしにはゴーストのほうが大切だから

    どうしてこんなに難しくなければいけないんだろう?


    比喩としてか、現実的にかは定かでないが、「ベスビオの火山」が象徴する(Are you a ghost / Or the symbols of light / Or a fantasy host? / In your breast / I carry the form 「おまえはゴーストなのか、光の象徴なのか、それともそこにはいない幻の相手なのか?おまえの胸では僕は形を保てる」)ものへの憧憬、同化への欲求との葛藤についてだと思う。
    I'd rather be burned / Than be living in debt(「贖いを負って生きるくらいなら焼かれてしまいたい」)

    その純粋な炎を追うのは難しい。当然のことを歌っているのだけど切実。
    ゴースト(彼をむしろ現実の死へと導く内面のことだろうか。聖霊がthe murdering ghostでもないだろうし)に抗うべきか、それともそれに導かれるままに行くべきなのか、つまり「なぜ生きていかなければならないか」について、「どうしてこんなに難しくなくてはいけない」のかと聞いているのだから。

    ベスビオ火山と炎はナイアガラの滝と瀑布でも同じ、要するに「自分を取り巻き圧倒する大自然と、飛び込んだらそれに同化出来るように感じるもの」の組み合わせで、有り体に言えば自殺願望の曲とも取れる。
    もちろん答えは出ない。



    「Vesuvius」アルバムでは特に重い曲ということもなく、全体的に全部重いが、「Boy, we can do much more together / It's not so impossible!」とハッピーなリフレインの#11「Impossible Soul」で終わる。25分以上の曲はオートチューンのブリッジなどこれまでのスフィアンとはかけ離れた要素もある(ダフトパンク声のスフィアン、数年前だったら無理だったかも)が、重層的でダイナミックな展開とボリュームのあるサウンド、どことなく照れのある歌詞が魅力的。
    1曲で本当に25分あり、11曲で74分のアルバムの実に3分の1はこの「Impossible Soul」なのだが、内容的な重点はタイトルトラックやVesuviusのほうにあり、Impossible Soulは音楽的な総括のよう。最後に「これまでのスフィアン」ぽくアコースティックなサウンドで弾き語ってるようなパートがあり、そこでは
    I never meant to cause you pain
    My burden is the weight of a feather
    I never meant to lead you on
    I only meant to please me
    君に痛みを感じさせるつもりはなかったんだ、僕の重荷なんて羽毛のように軽いんだから
    君をどこかへ導くつもりなんてなかったんだよ、僕は自分で楽しんでただけなんだ


    と、自分の「信者」に対する言い訳のような、何とも言えない歌詞を歌っている。この曲の提示するようなこれからの可能性や自由のために、過去に囚われたくないという、やや悲しい、勇気ある、正直な、しかしヘタレな「人間宣言」は真摯に受け止めるべきだろう。願わくは上手く歳をとってほしい。
    褒めてないような文になったけど2010年マイベスト5には入るアルバムです。ポップでキャッチーで正直で暗くて前向きだよ!

    DAAUが東京に来たこと

    • 2010.10.08 Friday
    • 22:28
    9月11日12日と、DAAUが東京にきてライブをしてたのを見に行きました。
    Facebookのアルバムに写真載せています。ベルギービールのイベント。場所は六本木ヒルズ。シュールだったなあ…

    時間はジーンズの履きふるし具合

    • 2010.02.14 Sunday
    • 17:34
    dEUSのドキュメンタリー「Time is the state of my jeans」やっと見た!

    一応メイキング・オブWorst Case Scenarioということになっているけど、実際にアルバムが作られた過程のことはほとんど触れてないというか。曲のこともあんまり触れてない(Hotelloungeのモチーフとかをさらっと言ってるくらい)
    トムもステフもわりとさらっと酷い事を話すけど他のメンバーは一応ちょっとソフトかもしれない。
    ステフがひどいのは想定内。

    面白かったのはトムがルディ、ジュール、ステフという年上三人について「俺は父親をはやくになくして家を出たから、そういう、父親がわりとまでは言わないけど、年上の…尊敬できる、導いてくれる人が必要だったんだ。」「ルディが辞めるって言った時は丸二日ずっと泣いてた。見捨てられたって感じ…子供が父親が仕事でいなくなっちゃうとか、彼女に捨てられる時の感じだったんだ。」
    ジュールは確かにおとうさんぽいけどね、ルディはそんなに年上じゃないし、ステフなんか2歳しか違わないじゃない…

    ステフは今までにも言ってた通り「僕とルディで、どっちが先にやめるか我慢競争みたいになってた」さらっ。
    「トミーとバンドの他の四人は別のこと感じてたよ」さらっ。
    「Suds& Sodaの(ライブシーンの)映像はStudio Brusselsで撮影したんだけど、みんな面白いことやって、って感じで。トミーが僕の手を握ったのは嬉しかったよ。親友だって思ってたし。彼の方は映像効果のこと考えてたんだろうけど」さらっ。


    Islandの人が登場してるけど「Worst Case Scenarioは全世界で1000万枚売りたいと思った」と…
    ……
    可能性としてはゼロではなかったよね!94年だったし!

    Islandについてはトムが「Geffenの方が契約の条件は良かったんだ。でもIslandにした。スタッフも歴史も素晴らしいし、その時契約してたアーティストも。My Bloody Valentine、Tom Waits!ロゴとかオフィスの雰囲気も含めて、全部他よりよかったんだ」と。
    実際Islandの人の熱心さは素晴らしかった。Girls Against Boysのライブで前座をやったdEUSを、遅刻して見逃したあと、会場で売っていたZeaを買って家に帰って聞いて一瞬でフォーリンラブ。まだレコード業界が正常に機能していたころの懐かしい話ですね…になってしまうけどね。今となっては。

    トムがちょ、俺ロックスターwwってなったのは、ロンドンのForumでPulpがやってたパーティでジザメリのリード兄に「ヘーイ、トム!おれお前のバンドすげえ気に入ってるぜ!コカインどうだ?!」と声かけられた時だそうw
    それはシュールだなwww なんかもう94年とかのジザメリって想像出来るけどしたくない感の…


    dEUSは(トムは70年代生まれだし)グランジ生き残り世代ではないんだけど、やっぱりWorst Case Scenarioの話になるとその頃のエピソードが多い。
    カート・コバーンの死を知ったのはどこかでライブをやってた日だったそうだけど、そういう時代感で考えると、Worst Case Scenarioは今でも多くの人に「うわっ、なにこれ?!こんなの初めて聞いた!どうなってるの?!」という印象を与えるのが全然変わってない。要するに、衝撃は与えたけどフォロワーはいなかったww
    しかも自分たちですら全くフォローしなかった。トムがエクストラのなかで「あんまり一枚目を絶賛されると、二枚目も同じようなのを作らなくちゃと思いがちだけど、その罠にははまらないぜ」みたいなことを言ってた。
    絶対に二度とは作られない、本当にオリジナルであるまま永遠に残るアルバム。


    リマスタ(もともとの超ローファイ感を尊重するためか「gently remastered」となってる)されたアルバム本体も改めて聞いたけど、伝説にするだけの価値はある。


    DVDはその他ライブ映像もいっぱい入ってて楽しい!Pinkpopの映像とか気が狂ってるとしか思えないw
    MTV Most Wantedの映像とかはブートで飽きるほどみたけどやっぱりいいね。これがMTVで流れてた時代もあった、と今になっては思うしかないけど。
    MTVの今の自己中毒っぷりは見ていて痛々しい。

    先日Massive AttackのHeligolandについて、もう全然新しくは聞こえないと書いたけど、笑うしかないのはdEUSのWorst Case Scenarioはまだまだ、15年後の今聞いても、全然新しく、消費されてない状態のままだってことか。
    売れないよりは売れて陳腐になったほうがまだいい、ってことはたまに聞くけどdEUSは要するに売れなかった。
    でもそのお陰で今でもバンドが続いていて(ほぼトム一人の努力の結果だけど)、こうしてリイシューも出るんだと思うと、当時dEUSを売り切らなかった音楽業界ありがとう、と思う。Islandの人が目指した1000万枚が半分でも本当になってたら、今ごろ誰も憶えてなかったかもしれない。。。


    DVDにSnow patrolのゲイリー・ライトボディが、フェスのバックステージでトムがアコギぽろぽろやってんのにあわせてHotelloungeを歌ってる映像が入ってたけど、ものすごく全力で歌ってて、結果としてトムのオリジナルよりも全然上手くて素晴らしくwww 彼はデウスのファンなので、トムがギターとコラースしてくれてる横で自分が歌うっていうのは多分嬉しいんだろうけど、嬉しそうを通りこして何だか必死な感じだった。今やUKを代表するバンドのフロントマンで、トムとは別に年齢もキャリアもそう変わらないんだけど。でも彼自身がスノウパトロールの曲(=UKカラオケ定番)を色んな人に歌われるのを聞いてきてるので、曲に対するリスペクトの必要性というのをよくわかってるのかもだ。
    私はスノパトが全然好きじゃないしあれほど退屈なバンドもないと思ってるけど(デウスのファンとして一応好意的に見ようとしてもそう思うのでもうどうしようもない)、彼の歌うHotelloungeは素晴らしかった。


    dEUSは本当に特別なバンド。99.9%のバンドは、良い悪いは別にして聞こうが聞くまいが物事変わらないけど、デウスは音楽を変えるバンド。
    Worst Case Scenarioは、私にとってはそれでもdEUSのアルバムの中では2か3番目の位置づけ(No.1はIn A Bar Under the Sea)だけど、本当に何度聞いても、いつ聞いても、これほどの物を与えられてじゃあどうしたらいいの、という感じになる最高さ。
    let's get lostとかの素晴らしさやhotelloungeの魅力は、なんかもうたまに困る。

    Massive Attack - Heligoland

    • 2010.02.03 Wednesday
    • 03:43
    マッシヴ・アタックの新作「ヘリゴランド」、先行試聴で聞いてた。
    実はたいしてMassive Attack好きじゃないんだけど(いわゆる「女性ボーカルのトリップホップ」には個人的に難しい好みが絡んでて、耳がうけつけないのが多いんで)今回は全部通して、かなりやられた感。いい。

    音は、最近のと比べるともう90年代を感じてしまって微妙に古い。古いというか、そのまま。当時感じられた斬新さというのは消えてて当然なんだよな、とは思う。時代のほうが追いついて追い越した後だから。
    言い方をかえると普遍化された後。100th Windowからも7年経ってるということで、あーなんか自分が歳食ったのを感じていやだなあ。

    でも素直にいい。あんま新しさを感じられないことにがっかりするのは多分間違ってて、これはもうこれで普遍的な音楽の一つになったんだと納得するべき、多分。そこまで持っていったのが偉大なこと。

    そういうわけで、今聞く価値がある、と思った。

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